自身の過去
男友達と私。
2人はよく安心の出会い系サイトについて話をしていましたが、深刻な話などはあまりしませんでした。
彼と居る時は明るくいたいと思ってはいたのですが、それ以上にお互いに感じるものが在ったからだと思います。
それは互いの「背景」。
触れられたくない・触れてはいけないような空気を感じ取っていたんです。
ですから2人は楽しい話だけをしました。
冗談だけを言い合いました。
彼と居るのは楽しいけれど本音の部分では付き合ってはいませんでした。
しかし、それを崩したのは彼からでした。
彼が自身の過去や抱えているものを吐露したんです。
私は何て言っていいのか分りませんでした。
勝手に涙が流れるのだけは分りました。
そして私も「話を聞いて欲しい」そう思うようになりました。
お互いに隠し事が無くなった瞬間でした。
それからは「セフレに側に居て欲しい」「私にとって彼は必要」という感情を持つようになりました。
そんなある日。
「俺、お前のこと好きじゃねぇよ」といきなり言うんです。
しかも「好きじゃない」なんてちょっと傷つきますよね。
「いきなり何?」と答えた私ですが、恐らくその顔は引きつっていた事とおもいます(苦笑)その後彼は「好きじゃねぇけど、愛してる」実にクサイ台詞ではありましたが、私にとっては最高の幸せが空から降ってきたような思いでした。